2019振り返り(観劇編)

早いもので、気がついたら2020年も2か月が過ぎようとしていますね。
今更すぎますが、2019年の観劇まとめを以下に記録として残しておきます。
長くなりそうなので、イベントについてはまた別にまとめたいと思います。
なお、感想は私個人の主観で好き勝手に述べているものですので、その旨予めご了承ください~

*【観劇した月】『作品名』 @会場(観劇回数)、改行して感想 の順で記載しています。

 

【1月】『LikeA room2』 @全労災ホール スペース・ゼロ(1回)

Club SLAZYの三浦香さんとスタッフさんの作品ということで、room1を履修せずに軽率にチケットを取りました。
謎のちりばめられたストーリーにお洒落な楽曲とダンス、ちょっと不穏な終わり方。
楽しい~~ん、ですけど、絶対に続きを観よう! とはならなかったなあ。何故かはわからない……
個人的に久々の鎌苅さん(多分エアギア以来)で、めっちゃウキウキしました。

 

【2月】『いえないアメイジングファミリー』 @テアトルBONBON(1回)

小劇場の距離感凄い……近い。近すぎる。
話がテンポ良く進むワンシチュエーションコメディでずっと笑いっぱなしだったんですが、最後にはちょっとホロリとする場面もあったりして、全編通して楽しかったです!
女性陣がこれまたキャラが立っていて、皆さん可愛くて惹きつけられました。特に長女のカイリちゃんがとってもキュートでした。
佐藤さんの役は嫌味の全くない好青年で、なんだか意外(すみません)。
あえて色を出さない、全体に溶け込むような演技に感じました。

 

【2月】ミュージカル『刀剣乱舞』~三百年の子守唄~ @サンケイホールブリーゼ京都劇場(2回)

再演です。初演も観に行ったので、ああこんな話だったなーと思い返しながら観劇しました。一度観ている内容なので、話を追いやすかったです。
2部のライブは相変わらず凄まじい熱気でした。

 

【3月】『メサイア 黄昏の荒野』 @メルパルクOSAKA(1回)

舞台では初めてサクラ側じゃない人達がメインに描かれましたね。
個人的には、サリュートとスークくらいの距離感が好きです。
雪の演出めちゃくちゃ綺麗で泣いた。最後のスークの場面は号泣。
しかし、リュカ様と黒崎は……あれで……良かったのか……

 

【3月】『K -RETURN OF KINGS-』 @メルパルクOSAKA(1回)

友人にチケットを貰い、過去作をいくつか予習して行きました。
キャストが結構入れ替わっているようで、当たり前のことなのですが、演者さんによってそれぞれの個性が出ていて興味深かったです。
女性陣が可愛かったり綺麗だったりで、総じて華やかな舞台だったな〜という印象。

 

【5月】ミュージカル『憂国のモリアーティ』 @天王洲 銀河劇場、柏原市民文化会館リビエールホール大ホール(4回)

超楽しかったよ! 銀劇のBOX席が最高でした。
舞台の世界観にもマッチしていました。
とにかくウィリアム役の鈴木さんの歌が凄くて、全身で歌の洪水を浴びた~~! という感じ。
そしてシャーロック役の平野さんの演技が好きすぎた……
演技していない時はあんななのに、格好良いんだよなあ(すみません)
大阪楽日にマチソワしたんですけど、5月なのに異様な暑さで参りました。

 

【6月】『囚われのパルマ』 @サンケイホールブリーゼ(2回)

原作ゲームを未プレイで観劇。あらすじと事前ネット番組は見ました。
話について行けないことはなかったけど、ゲームネタも盛り込まれていたみたいなので、プレイしていたらもっと楽しめただろうな~と思います。
極力音を絞った演出が珍しくて、一種の緊張感がありました。

 

【6月】『錆色のアーマ』-繋ぐー @梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(1回)

王道の少年漫画のようなキャラクター達にストーリー展開で、劇中に無理なく説明を入れてくれるので、前作を観ていなくても楽しめる作りでした。
茨木童子の不気味だけど純粋さややんちゃさが垣間見えるところが良かったです。

 

【7月】Yuki Kajiura LIVE TOUR vol.#15 ~The Junctions of Fiction 2019~ @NHK大阪ホール(1回)

もうっ、素敵な音楽に溢れた3時間だった……! 今回、衣装も可愛かったです。
梶浦さんの丁寧な解説を聞いて、よりその楽曲が好きになるんですよね。
冬のSee-Sawのライブも行きたかったなあああぁ(別の現場と被って行けず……泣)

 

【7月】ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学vs立海 前編 @メルパルクOSAKA(1回)

いつもの友人に誘われて観劇。立海編は見応えがあるよね……
推し俳優はいないけど推しキャラのうちの1人(乾)がいるので、久々に見ると、えっ全国立海の時の乾の試合ってこんなんだったっけ……ってなる。
中学最後の大事な公式戦であんな……ウッ……つらい。原作当時は爆笑した気がするんですけど()
それにしてもテニミュは安定感がありますね。
昔よりエンタメ性が増して、キャストさんも皆若くてキラキラしていました。
比喩じゃなく皆眩しいです。凄い。

 

【8月】WBB plus 『ギャング アワー』 @中野ザ・ポケット(2回)

わ~~んもう鮫洲さんが好きすぎて全私が死んだ……
ラストの……あの照明が暗転するシーンが好きすぎて……心臓がヒュッてなったYO……
1回だけのつもりがあまりにも良かったので、急遽千秋楽も当日券に並ぶことを前日の夜に決めました。
千秋楽はなんとありがたくも最前列に座ることができ、目の前に立つ鮫洲さんを見たいけど見すぎるのも憚られるのでチラチラ目線だけ動かして見るという、なんとも気持ち悪い観客になっておりました。多分この時に2019年の運を全て使い果たした。
ストーリー自体もコミカルで怒涛の展開で面白いので、なんかもう毎年上演して欲しいです、本気で。

 

【9月】『メサイア-黎明乃刻-』 @シアターGロッソ、メルパルクOSAKA、なかのZERO 大ホール(7回)

刻シリーズの終了が告知されていたので、悔いのないように通えるだけ通いました。ううっ……通って良かったです……メサイアは永遠だぞ……
これまであまり雛森に興味が湧かなかったんですが、前作までで見えていたのとはまた違った感情の揺れや行動が描かれていて、そうか……となりました。色々辛い。
あとはやっぱり小暮ですね。一嶋さんとの拳のやりとりのシーン、あそこで毎回ぐっときました。小暮は本当の意味で強いなと感じた黎明だったな。小暮とは対照的に、雛森にはまだ脆さを感じました。
今回で小暮と雛森メサイアは卒業するのかと思いましたが、そうではなく、でも希望を感じられる最後になっていましたね。小暮と雛森、御池と杉浦(と柚木)の卒業が、いつか描かれることを願っています。

 

【9月】『GOZEN -狂乱の剣-』 @梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(2回)

矢崎さんの様々な演技が観られる舞台でした。ファンの方が羨ましいです。
ネットで見かけた、前半ハムレット、後半魔界転生という感想に納得。
脚本・演出が毛利さんだからか、特撮を彷彿とさせる場面がちらほらとありました。

 

【11月】ミュージカル『ラヴズ・レイバーズ・ロスト -恋の骨折り損-』 @兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール(1回)

男女の駆け引きやもどかしさ、切なさをじわじわと感じるお話でした。
元がシェイクスピアなので台詞回しとかが少しまどろっこしく感じることもあったのですが、歌パートの量や全体の雰囲気の明るさなどを見ると、とてもバランスの良い作品だったな〜と思います。
村井さんのビローンはかわいいし格好良いのにちょっと小憎たらしくて、そこがまた良い……
でも今作では、誰よりアーマードが輝いていました。大山さん、歌も踊りもお上手でシュッとしている時は普通にイケメンなのに、コメディ担当の時の全力ぶりが素晴らしいですね。SLAZYのActさんと同一人物とは思えないよ。

 

【11月】『ハケンアニメ!』  @COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(1回)

友人にチケットを貰って同行しました。
なかなか名前を覚えられないこちらの会場、初めて訪れましたが結構良かったです。視界にストレスがないし、椅子も身体が痛くならない!
舞台の内容は、起承転結が綺麗にまとめられていて面白かったです。
社会人としては???となる所も色々あったけど、実際、業界や人によって仕事のやり方なんて様々だし、気にしない方が楽しめますね……

 

【11月】『蘇州夜曲』 @紀伊國屋サザンシアター(2回)

山本さん主演というのに惹かれて観劇。氷村玲司、格好良すぎだよ……
初演が約20年前ということで、若干昭和を感じるお話でした。
でも昭和生まれなので、むしろ懐かしい感じで楽しかったです。
ローズとキムチの吉本のような掛け合い、嫌いじゃないよ!
女性陣も皆さん綺麗で可愛くて、なおかつ格好良かったです。
そしてとにかく、玲司のスタイリングが完璧でした。三線を持ってスツールに浅く腰掛ける姿がイケメンすぎたので、2回観に行きました。

 

【11月】『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME 3~』 @あましんアルカイックホール舞浜アンフィシアター(4回)

初めて松の現場に入りましたが、楽しかったです。
個々の内容については好きなところとそうでもないところに分かれましたが、楽しいところは楽しい。
ちなみに私が好きなのは、ROKUのくだりです。

 

【11-12月】『溶けてゆく弟』 @シアター711(2回)

町田慎吾さんと佐藤さんの2人芝居で、脚本・演出はほさかようさん。
これは観に行かねば……!! と、情報解禁の時から楽しみにしていました。
2人芝居だからこそ醸し出せる濃密な空気、鋭い言葉の応酬、強い感情のぶつけ合い。それらに飲み込まれそうになる90分でした。
初見時には疑問だらけだった内容も2回目で少しは理解できた気がしたけど、やっぱり正解はわからないんですよね。色々な解釈があると思いますが、ほさかさんに実際正解があるのかないのか、聞ける機会があるなら伺ってみたいところです。

 

【12月】『イノサン musicale』 @ヒューリックホール東京(1回)

事前に評判をネットなどで見て身構えて行ったのですが、私には思ったほど虚無舞台ではなかったです。
まあ、色々……なんだろう……不思議な場面はありましたが……
そうそう、国王の戴冠式のシーンか何かで観客も起立するよう求められるんですけど、個人的にあまり好きな演出ではなかったかなあ。座席に座る時って隣席に服が干渉しないようにとか色々気を遣うので、観劇途中に立ったり座ったりするとまたそちらに意識が行ってしまうし、今回は座るタイミングもちょっと計りづらかったです。
あと内容外のことですが、ホールの動線が悪い~~! おそらく演出の都合上、客席後方下手の扉を封鎖していて、出入口が限られてしまってですね。幕間の休憩時間中にロビーにキャストが現れる演出があってただでさえ2部の開演時間が押してるのに、前方上手の扉に人が集中して渋滞するという……
あとは、カーテンコールの時はやっぱり現代ではなく本編の衣装が良かったなあとしみじみ思いました。せっかく豪華な衣装で見応えがあるのに、もったいないよ~~

 

【12月】『ファントム』  @梅田芸術劇場 メインホール(1回)

友人が行けなくなってしまったため、代わりに観劇してきました。
開演前にロビーで女性キャストさん達が目の前を通り過ぎた時に、キラキラした微笑みと「ごきげんよう」というお言葉をいただき、思わず心の中でキャッキャしてしまいました。楽しい演出ですね。
私が観劇したのは加藤さんの楽日だったのですが、久々(多分10年以上ぶり)に拝見した加藤さんは、やっぱり格好良かったです。渋みが出て男前度が増していました。歌も深みが増していた。
そしてクリスティーヌ役の愛希れいかさんもめっちゃ素敵でした。歌も伸びやかで綺麗なお声だし、立ち姿がピンとしていてお美しかった……
普段あまり梅芸のメインでやるような作品を観ないので、セットの豪華さやキャストの方々の華々しさにうっとりしました。城田さんの初演出作ということでも気になっていましたが、今後手掛けられる作品も楽しみにしています。

 

というわけで、2019年は38回の観劇でした。
結構色々な舞台を観に行けたかなあと思います。

ちなみに、2019年の観劇マイベスト3は、
1位 ギャングアワー
2位 メサイア-黎明乃刻-
3位 蘇州夜曲
です。

3位はモリミュと迷いましたが、蘇州夜曲はとにかく玲司の格好良さに持って行かれました。あれはずるい。
モリミュは円盤を観るにつれて、更に好きになりました。素晴らしいスルメ舞台です。
モリアーティ三兄弟がダブリン男爵に自分たちの過去を明かす時の歌が、ものすっごく好きなのです。旋律もパート分けも歌詞も素晴らしい~~!
原作ではアルバート兄さま推しなんですが、キャスティングしてくださった方ありがとうございます~~! という気持ち。あのクールな上品さは、久保さんならではだと思います。
今年続編もあるみたいなので、今からとても楽しみ。

2020年の観劇予定もぼちぼち決まってきていますが、今年も概ね昨年と変わらないスタンスで行こうと思っております。

観たい作品は観る。観たくない作品は観ない。

これに尽きます。
それではここまで長々とおつきあいいただき、ありがとうございました!